top of page

Vol.2日本語VR「UTTERA VR」プロトタイプユーザーテスト実施レポート

更新日:2月19日


先日、弊社開発中の日本語VRアプリ「UTTERA VR」を大阪にある清風情報工科学院さんのグローバルIT学科の学生さんたちにグループテストを協力いただきました。


今回、初めてグループでのテスト実施ということで、これまでとは違う形での実施でした。



日本語VR「UTTERA VR」とは


日本語学習者の話す力を後押しする。というコンセプトのもと学習者の新しい言語学習のツールとして弊社で開発しているVRアプリケーションです。


現在は一般ビジネスの場面を中心に仮想空間を用意しており、

仕事中に発生する会話練習をVR上で体験学習できるものです。


アプリ内では各単元(タスク)ごとに3つのモードを用意しており、

動画教材で必要なインプットを行い、その後仮想場面でアウトプットを行うことができるアプリケーションです。


仮想場面でのアウトプット時は学習者の発話を音声認識で取得し、会話に沿ったものかどうか自動で正誤判定を行います。



実際の体験会/ユーザーテストの様子


全体でVRの操作方法やアプリ構成を説明し、順番に1タスクずつ実践してもらいました。

他の学習者が実践している時は、学習者同士がモニターしており、

発音や会話表現でエラーが出ている時は改善案を伝え合いながら修正するなど、

学習者同士のやりとりが生まれていました。


体験後の学習者の声


Q:VRで語学学習してどうでしたか?

  • リアルだと緊張しちゃう人にとってはVRは良い練習になります

  • 音声認識がうまくされなくて、こだわって発音しました。

  • 勉強がおもしろくなります。でもヘッドマウントはちょっと重い。


Q:ウェブアプリでの学習と比べてどうでしたか?

  • 臨場感がある。例えばスマホで映画を見るのと、映画館で見るくらい体験が違う。

  • 没入して学習ができました。


Q:使いにくい箇所、改善点や今後導入してほしい機能はありますか?

  • 会話練習する時に録音ボタンを押さないと認識されないのはリアルではない。

  • 何が間違いかわからない。サンプル聞けたり、読み方を確認できると良い。

  • 間違えてる時は×表示ではなく、「もう一度言ってください。」と音声がほしい。




今回の活動での学び


今回、グループで教室活動での学習教材として活用方法のイメージができました。

実際にクラスで使ってみると、学習者同士でフィードバックが活発になるなど、

従来の教室活動ではあまり見ない光景が今回起きてました。

これは今後クラス内での活用を進めていく中で大きな発見でした。


そのほか、アプリ内の細い修正箇所やUI/UXなども今後改善していきます。




引き続き、体験会やユーザーテストに参加していただける企業様、教育機関様、個人の方の募集を行なっております。

以下フォーム、またはSNS等でのお気軽にお声がけください。



HP内専用フォーム:https://www.monoverx.com/contact


SNS(twitter)   :弊社代表  木村   /  VR事業担当 今村 


閲覧数:54回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page